かなり意外な結果に!?ヨーロッパで一番話されている言葉トップ10
「ヨーロッパで一番使われている言葉って何だろう?」
皆さんは、ぱっと答えが思い浮かびますか?
そもそも、ヨーロッパ大陸で話されている言葉は、なんと原住民語だけで225語もあるんです! そして、ヨーロッパ連合(EU)圏内では、24か国語もの公式言語が使用されています。
では、これからヨーロッパで最も話されている言語の__トップ10__をみていきましょう!
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1位:ロシア語
およそ1億2000万人ものネイティブスピーカーを誇るロシア語が堂々1位にランクイン。 ほとんどのヨーロッパ系言語がラテン文字を使用しているにもかかわらず、ロシア語ではキリル文字が使用されています。
ロシア語は、ロシアだけでなく多くの東ヨーロッパの国々でも話されています。 例えばカザフスタン、キリギスタン、ベラルーシといった国でも公用語とされているんです。
2位:ドイツ語
ヨーロッパ全体の人口のおよそ13.3%、およそ1億人が話すドイツ語が2位にランクイン。
ドイツとリヒテンシュタインの公用語とされ、さらにはオーストリア、スイス、ベルギー、ルクセンブルクでも公用語のひとつに指定されています。 また、イタリアのチロル地方でもドイツ語を使うことができますよ。
さらに、ドイツ語は英語とフランス語とあわせて欧州委員会の公用語とされています。 ヨーロッパ全体でドイツ語学習者は多く、ドイツ語が英語に次いで2番目もしくは3番目に人気という国が多いようです。
3位:フランス語
さて、3位にランクインしたのはフランス語です。 8000万人ほどのネイティブスピーカーがおり、フランスの公用語とされている他にも、スイス、ベルギー、ルクセンブルクでは公用語のひとつに指定されています。
ちなみに、世界でフランス語が公用語である国はなんと29か国もあるんです!
さらに近代の英語のうち45%は、フランス語由来だとか。
フランス語は国連、EU、世界貿易機関でも公用語とされていますので、__このような国際組織でのキャリア__を夢見る人には欠かせない言葉といえますね!
4位:英語
さて、ここでやっと英語が4位にランクインです! 意外でしたか?
ヨーロッパにおける英語のネイティブスピーカー人口はおよそ7000万人。 英語を話す駐在員なども増えているため、増加傾向にあります。
英語を公用語とするのは英国とアイルランド、そしてマルタ共和国です。
なお、第二外国語としてはドイツ語、フランス語に次いでヨーロッパで最も話されています。
5位:トルコ語
トルコの公用語であるトルコ語は、7000万人ものネイティブスピーカーを誇ります。
さらには、トルコ意外にもマケドニア、ギリシャ、セルビアなど地中海沿岸の国々などでも話されています。 その他中央アジアやその他ヨーロッパの国でも話されており、意外とグローバルな言語です。
トルコ語はウラル・アルタイ語族に属し、フィンランド語やハンガリー語に近い存在。 ちなみに1928年までは、トルコ語はアラビア文字で書かれていたのだそうですよ!
現在はラテン文字に変更され、勉強するのもより簡単になりました。
6位:イタリア語
6位にランクインしたのは、イタリア語。 ヨーロッパ市民の3%がイタリア語を話し、6900万人がイタリア語を話すということです。
イタリア語はイタリアの公用語とされているのに加え、バチカン市国、スイス、サンマリノでも話され、さらにはクロアチアやスロベニアでも使用されています。
インド・ヨーロッパ語族に属し、ラテン語から派生したとされています。
オペラ生誕の地とされるイタリアですが、イタリア語もイタリアを代表する芸術の一部です!
7位:スペイン語
さて、ここでスペイン語が登場です。 ヨーロッパでは4500万人がスペイン語を母国語として話します。
そして、スペイン語を公用語とする国はなんと21か国もあるんです! 世界全体では、母国語としては中国語に次いで、2番目に最も話されています。
ちなみにスペイン語はアラビア語からも影響を受けており、およそ8%の語彙がアラビア語由来ということです。
確かにスペイン南部のアンダルシア地方に行くと、建築や芸術からもアラビアの影響を非常に感じます!
8位:ウクライナ語
さて、ここでちょっとレアなウクライナ語が8位にランクインしました!
東スラヴ語群に属するウクライナ語ですが、ネイティブスピーカーの数はおよそ4500万人。 そのほとんどがヨーロッパに在住しています。
ウクライナ語はウクライナの公用語であるのに加えて、ルーマニアとロシアでも公用語のひとつに指定されているんです。
ロシア語に似て、ウクライナ語でもキリル文字が使われます。
ちなみにウクライナ語とロシア語は、古東スラヴ語が由来となっていますが、実際にはウクライナ語はどちらかといえば、ベラルーシ語、チェコ語、スロバキア語、ポーランド語に似ているんです。
東欧を極めたい方にはぜひチャレンジしてもらいたい言語です!
9位:ポーランド語
9位はポーランド語でした! ヨーロッパにはポーランド語話者がおよそ4000万人います。
ポーランド語はインド・ヨーロッパ語族に属し、主にドイツ語といったゲルマン語や、ラテン語やフランス語といったイタリック語派にも影響をうけています。
ポーランドの公用語とされているのに加え、チェコ、ベラルーシ、ウクライナ、リトアニア、スロバキアにもポーランド語が使われているようです。
10位:ルーマニア語
さて、オランダ語をおしのけて10位にランクインしたのが、ルーマニア語でした! ヨーロッパでルーマニア語を母国語する人口はおよそ2300万人。
ルーマニア、モルドバ、トランスニストリア(沿ドニエストル共和国)で主に使用されている言語です。
ゴシック建築やお城が好きな人にとって、トランシルヴァニア地方は間違いなく最高の場所。 ドラキュラ伝説でも有名ですね。
さらには自然にもあふれ、ブチェジ山脈やビガーの滝といった絶景も楽しむことができます。 いつか訪れてみたいものですね!
さて、皆さんはこれらのトップ10の中で、いくつの言葉を話してみたくなりましたか?
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