外出自粛の今、家で効率的に外国語学習するための13の秘策
家で過ごす時間が増加している昨今。 そんな今こそ語学学習に力を入れてみませんか?
英語、韓国語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、さらには手話まで。 今ある時間を使って、言葉を勉強して、視野を広げましょう! 本記事では、効率的に外国語を学習するための13の秘策をまとめてみました。
自宅での語学学習のコツ
新しい外国語を学ぶときには、まずは基本からスタートしましょう。
子どもの頃、母国語として日本語を体得していた時期のことを思い出してみてください。 自分の周りにあるすべての物事から、自然に言葉を学んできましたよね。
__言語学習においては、その言語にできる限り長い時間触れることが重要なのです。 __テレビを見たり、冷蔵庫を開けたときに目に入るラベルの内容だったり、何でも構いません。 できる限り、自分の生活に学びたい言語を取り込むことが大切です。
では、実際の例を見ていきましょう。
1.スマホやタブレットの言語設定を変えてみよう
毎日使っているスマホやタブレットの言語設定を、今勉強中の言語に変えてみましょう。
慣れるのに多少時間はかかるかもしれませんが、慣れてくると、様々な単語や表現が自然と理解できるようになります。
もちろん設定を変えるだけで上達するわけではありませんが、生活に外国語を取り入れる方法としては有効です。 筆者もメキシコ留学時にスマホの言語設定をスペイン語に変えてから、上達を実感することがありました。
今ある端末で手軽にできるので、おすすめです。
2.外国語レシピを使って料理をしてみよう
外国語のレシピを使って、料理をしてみましょう。
例えば、スペイン語を勉強しているのであれば、スペイン名物のトルティーヤをスペイン語のレシピを見て料理してみましょう。 インターネット上で、簡単に無料でレシピを見つけることができますよ。
外国語レシピを使う際のコツ、それは料理を始める前に、レシピを印刷するか手書きで紙に写し、知らなかった単語や動詞に印をつけたり、訳をつけたりして、準備をすることです。
料理することによって、レシピを解読するだけでなく、勉強している言語圏の料理や文化についてより知る機会にもなります。 新たな文化に触れるにあたり、「食」から入るというのは、プレッシャーも低く、気軽に楽しくできるのでオススメです。
この方法が自分に合っているようであれば、勉強している言語のレシピ本などを購入してみてはいかがでしょうか。 一層モチベーションが湧いてきますよ。
3.付箋をペタペタ貼り付けよう
毎日目にするものや使うものの名前を書いた付箋をとにかく貼り付ける方法です。
例えばキッチンで、オーブンや炊飯器、やかんなどに、名前とその日本語訳を書いた付箋をペタペタと貼っていきましょう。
この方法は語彙を強化するのにとても有効です。 1日数回は目にすることになるので、自然に記憶に入っていくはずです。
4.苦手な文法は、書いて壁に貼り付けよう
どうしても覚えられない文法なども、大きめの紙に書き出して、毎日必ず行く場所の壁に貼ってみましょう。
キッチンや洗面所、トイレなど、必ず目に入る場所に貼るのがオススメです。 歯磨きしながら、髪をブローしながら、さらにはお湯が沸くのを待ちながら、文法チェック。
5.掃除や家事をしながら音楽&ポッドキャスト
毎週恒例の部屋や車の掃除をしながら、勉強中の言葉でポッドキャストや音楽を聴きましょう。
家事の時間も語学学習に使うことができます。 歌いながら家事できるようになったら、かなりの進歩の印!
6.ウィキペディアを活用しよう
ある特定のトピックについて、勉強中の言語で書かれたウィキペディアのページを読んでみましょう。勉強中の言語圏の有名人や出来事について調べたいときもウィキペディアはとても便利です。
7.ネイティブスピーカーと交流しよう
外国語をマスターするためには、とにかく喋って練習することが大切です。
ネイティブスピーカーが話す言葉を聴きながら、練習するのが一番。 これぞ、Tandemならではの勉強法です。
Tandemアプリを使って世界各国にいる何百万人ものメンバーから、自分の味方になってくれるタンデムパートナーを見つけて、練習しましょう。 テキスト、ボイスメッセージ、ビデオチャットなどお好きな方法でコミュニケーションが可能です。
8.クローム拡張機能を使おう
外国語学習ツールとして使えるクローム拡張機能を利用しましょう。 Netflixなどの映像をみながら、字幕をつけたり、翻訳を表示できる便利なツールが揃っていますよ。
9.YouTubeの無料コンテンツも活用しよう
YouTubeには無料で閲覧できる良質な語学学習コンテンツが沢山あります。
例えば、筆者が初級のドイツ語を勉強していたときは、こちらの「Learn German with Anja」の映像を片っ端から視聴していました。 おかげで、自力で理解できなかった文法事項なども明確に理解でき、当時は本当に助けられたものです。 ドイツ語初級者には、全力でオススメします。
YouTubeのコンテンツは、手話を勉強したい人にも絶対オススメです。 ご参考までに、アメリカ手話((ASL)を勉強してみたいという方には、Dr. Bill VicarsとLaura Berg Lifeによるチャンネルがオススメです。
集中力アップのコツ
1.家の中に、勉強スペースを設けよう
自分のための、自分に適した勉強環境を整えましょう。 しっかりとした照明のある、整頓された静かな場所がオススメですが、自分にとって集中しやすい環境を作りましょう。
スマートホンやタブレットなどを使った言語学習が便利である一方、これらの端末のせいで集中力散漫になることも十分ありえます。
よって、勉強中はスマホの通知などをオフにしましょう。 勉強スペースにどうしてもスマートホンを置く必要があるのであれば、電源オフにするかサイレントモードにしましょう。
勉強に集中するには、これらの端末からは時に距離を置くことも重要なのです。
2.教材をそろえよう
まずは自分に向いている教材を揃えるようにしましょう。 他の人にとって使いやすい教材であっても、自分にとって使いやすいとは限りません。
できれば、本屋などで教材の内容を確認してから購入すると良いでしょう。 これらの教材は、勉強スペースから立ち上がらずに手が届く場所に整理整頓して置くようにしましょう。
3.自分にとって勉強しやすいルーチン作りを
毎朝30分時間をとって勉強するのが良い人もいれば、夜のほうが効率よく勉強できるという人もいます。
3時間続けて勉強するほうが効果的な場合もあれば、毎日20分ずつ勉強するほうが効果的な場合も。 自分にとって快適で勉強しやすいスケジュールを見極めましょう。
自分にとって勉強しやすいルーチン作りができれば、言語学習の目標も立てやすくなります。
4.なぜその言葉を勉強したいのか?その目的を忘れないで
あなたが、その言葉を学びたいと思ったのはなぜでしょうか?
その国に憧れているから? その国に住んでみたいから?
何かしらの夢や目標がそこにあるはずです。 外国語学習においては、たまに勉強を投げ出したくなったり、何も進歩していない気がすることがあります。
これは、極めて普通のことなのです。
__もし外国語学習が辛くなったり、しんどくなったときは、自分の夢や目標を思い出してみてください。 __せっかくの人生です。 楽しみながら外国語を勉強して、人生を豊かにしましょう!
ずっと家にいながら外国語を勉強するというのは、孤独であり、モチベーションを保ちにくい時があるかもしれません。
でも、勉強中の言葉や文化を自分の生活にできる限り取り入れて、楽しく学習を続けましょう! いつか思うように旅できるその日が来るまで、着々とスキルを磨きましょう。
Tandemの言語交換アプリで外国語ネイティブとランゲージエクスチェンジをしよう
ある程度外国語の基礎が理解できるようになったら、ぜひTandemの言語交換アプリで、世界中の外国語ネイティブのタンデムパートナーを探してみてくださいね!
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