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カステラだけじゃない!ポルトガル語由来の日本語はこんなにたくさんある

ポルトガル語由来の日本語、いくつ知っていますか?「カステラ」だけでなく、いつも当たり前のように使っているあの単語まで、実はポルトガル語由来なんです!

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ポルトガル語由来の日本語のことばのまとめ-Tandemタンデム

食べ物編

コロッケ(croquete)

子供から大人まで大好きな日本の食卓の定番メニューも、実はポルトガル語由来の名前なんです!ちなみにポルトガルの「croquete」は日本のような小判型ではなく、円筒形をしています。

パン(pão)

パンもポルトガル語由来のことば。1543年に種子島に漂着したポルトガル人によって、鉄砲とともにパンが伝えられたといわれています。

ボーロ(bolo)

日本語ではお菓子の名前として定着していますが、ポルトガル語では「ケーキ」を意味する単語です。

ビスケット(biscoito)

ビスケットも、かつて貿易目的で日本でやってきたポルトガル人によってもたらされたものの一つ。

ばってら/鯖寿司(bateira)

ポルトガル語では「小舟」を意味する「bateira」という単語。これが由来となって「ばってら」という日本語に発達しました。

カステラ(castella)

カステラの由来となったお菓子もポルトガルから。ちなみに、ポルトガルに行くとカステラのように素朴でやさしい味のお菓子がとても多く、食べていてなんだか落ち着きます。

金平糖(confeito)

こんぺいとうもポルトガル語由来。「confeito」は砂糖菓子を意味するポルトガル語の単語です。

カルメラ(caramelo)

今のキャラメルとは異なりますが、いわゆるカラメル焼きのようなものとして南蛮貿易で日本に伝わったお菓子が「caramelo」でした。

洋服編

ボタン(botão)

南蛮貿易の時代、着物を着ていた日本人にとって「ボタン」はさぞかし斬新に見えたことでしょう。

かっぱ(capa)

もともとは「ケープ」を意味するポルトガル語。

マント(manto)

「マント」がポルトガル語由来だったとは少し以外だった気がします。

ポルトガル語由来の日本語のことばのまとめ-Tandemタンデム

その他

チャルメラ(charamela)

ラーメンと連想して思い浮かべてしまう「チャルメラ」。まさにあの笛がポルトガル語では「charamela」だったのです!

カピタン(capitão)

遠いポルトガルから大航海を経てやってきた南蛮人キャプテン(船長)。その存在は当時の日本人にもかなりのインパクトを与えたことでしょう。

コップ(copo)

コップもポルトガル語由来のことばです。英語の「cup」由来ではありません。

じょうろ(jarro)

筆者はじょうろがポルトガル語由来とは知りませんでした!意外です。

おんぶ(ombro)

ポルトガル語で背中を意味する「ombro」が進化して生まれたのが「おんぶ」。

シャボン(sabão)

「sabão」はポルトガル語で大きな石鹸を意味します。

タバコ(tabaco)

タバコも南蛮貿易で日本に伝わった嗜好品のひとつ。

かるた(cartas)

ポルトガル語の「cartas」は「カード」の意味。南蛮貿易で日本に伝わったゲームのひとつでした。

ビードロ/ガラス (vidro)

ガラスも南蛮貿易で日本に伝わったものの一つ。

ポルトガル語由来の日本語のことばのまとめ-Tandemタンデム

いかがでしたか? ポルトガル語由来の日本語が想像以上に多いことに驚いたのではないでしょうか?これらの言葉のルールはすべて南蛮貿易にあります。ここで、世界史をもう一度復習したくなるかもしれませんね。

ポルトガル語を勉強するメリット

ポルトガル語は__世界で6番目に最も話されている言葉__。ポルトガルとブラジルに加え、カーボベルデ、ギニアビサウ、モザンビーク、アンゴラ、サントメ・プリンシペで公用語として話されており、さらには東ティモール、赤道ギニア、マカオでは公用語のひとつとしてポルトガル語が話されています。

ポルトガル語ができるようになると、同じくラテン語から派生したスペイン語、イタリア語、フランス語、ルーマニア語といったその他のロマンス諸語の勉強がスムーズになります。

ポルトガル語を勉強してみたい!と興味がわいてきた人は、ぜひこちらからポルトガル語を勉強する利点について読んでみてください。

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